・時間管理術ってどんな方法があるのかな?
・時間をコントロールして仕事のパフォーマンスを向上させたい。
・時間をうまく使って成果を出すためのテクニックを知りたい
・いつも時間がなくて困っているんだけど、いい方法はないかな
という疑問にお答えします。
時間管理術で仕事のパフォーマンスを向上させたいですよね。
時間は全員に平等に一日24時間しかありません。
この限られた時間の使い方を間違えると人生に大きな違いができてしまいます。
このページでは効率的に時間をコントロールし、パフォーマンスを上げる方法を10個ご紹介します。
時間管理のテクニックは使い方次第でパフォーマンス=時間効率が劇的に向上します。
時間効率を上げて仕事をバリバリこなしましょう!
時間管理術でパフォーマンスを掛け算で向上する方法10選
ここでは時間管理でパフォーマンスを掛け算で向上する方法を10個解説します。
時間管理術でパフォーマンスを掛け算で向上する方法は
・マルチタスクをしない
・todoリストは使わない
・重要なことをする時間を確保する
・隙間時間を活用する
・時間管理能力をアップする
・メールは1回しか見ない(2度手間はやめる)
・アプリやツールを活用する
・仕事や作業をまとめる
・仕事自体を削ぎ落とす
・人に仕事を任せる(外注化)
です。
順番に見ていきましょう。
マルチタスクをしない【シングルタスクに集中する】
パフォーマンスを上げていくための時間管理術1つめは、マルチタスクをしないことです。
マルチタスクにチャレンジするよりも、似たような仕事をまとめて一気にシングルタスクに集中する方が効果が上がります。
シングルタスクに集中するだけで40%ほど効率が高まるという研究者の意見もあるほどです。
例えばこの30分はメールの返信をする時間と決めたら、メールの返信に集中することによって処理速度も上がるためパフォーマンス(生産性)が高くなります。
かつてはマルチタスクがもてはやされていましたが、最近の研究では普通の人間の脳はマルチタスクに向いていないと言われています。
一人でマルチタスクをしようとすると、複数のことを同時にやっているような気持ちになりますが、これは細かいシングルタスクを切り替えているだけになってしまうので、意味がありません。
マルチタスクを頑張るよりもこちらの方が効率が上がります
マルチタスクが苦手な方必見!【仕事をサクサクこなす5ステップ】
todo リストは使わない【スケジューラーを使う】
パフォーマンスを上げる時間管理術2つめは、todoリストを使うのをやめるです。
代わりにスケジューラに予定を入れて、その仕事を終わらせる時間を確保します。
todoリストではやるべき仕事は並んでいますが、いつやるかが明確でないため、重要だけど緊急性の低い仕事は後回しになり、重要でないけど緊急度の高い事(急な電話、結論の出ない会議など)に時間を取られてしまいます。
スケジュール管理のコツは
スケジュール管理ができない5つの理由とは【対策も解説します】
の記事で詳しく解説しています。
重要なことをする時間を確保する【第2領域に集中する】
時間管理術でパフォーマンスをあげる方法3つめは、
「重要だけど緊急度の低いこと」をやる時間(ブロックタイム)を確保するということです。
私たちはほとんどの時間を重要かつ緊急性の高い仕事に忙殺されています。しかも少し油断をすると重要でない仕事やゲームなどに時間を取られてしまいます。このため、自分にとって重要な自己投資の時間を事前にスケジュールに登録して確保することで邪魔が入らないようにブロックします。
できれば誰にも邪魔されない静かな環境(会議室やカフェ、書斎など)で没頭できるといいですね!
時間管理のマトリックスの第二領域って何?という方は
時間管理のマトリックス【重要なことに時間を使う方法】
の記事で解説しています。
隙間時間を活用して時間を作る
パフォーマンスを上げる時間管理術4つめは「隙間時間を有効活用する」です。
現代人の隙間時間は1日平均1時間程度あると言われています。
この時間を有効に使うことで、大きな差が出てきます。
隙間時間の使い方については
すき間時間を仕事に活かす方法【小さな積み重ねが大きな差を生みます】
記事で詳しくご紹介しています。
時間管理能力を向上させる
パフォーマンスを上げる時間管理術5つめは「時間管理をする能力自体を高める」ことです。
時間管理はスキルですので、やり方さえわかれば誰でも実践できます。
時間管理の能力を向上させる方法は
時間管理能力が向上する5つのポイント【仕事効率化の基本】
の記事で詳しく説明しています。
メールは1回しか開かない【二度手間をやめる】
パフォーマンスを上げる時間管理術6つめは「メールは1回しか見ない」です。
メールに限らず、2度手間を排除することは非常に効果があります。
メールは1回見て、その場で返信するか、そのメールの対応に時間がかかるようなら、その対応する時間をスケジューラに入れ、送信相手にいつまでに対応できるかを返事し、メールはアーカイブします。
これだけで、受信トレイはすっきりし、後回しにしたメールを探す時間も不要になり、仕事の抜け漏れも減ります。
アプリやツールを活用する
パフォーマンスを上げる時間管理術7つめは「アプリやツールを活用する」ことです。
Excelなどのツールはもちろん、アプリやツールで仕事を効率化できます。
私が毎日使用しているアプリやツールを感想付きでまとめていますので、
仕事効率化の神アプリ、毎日使えるツール10選【使った感想】
参考にどうぞ。
似た作業や仕事をまとめて処理する
パフォーマンスを上げる時間管理術8つめは「似たような仕事はまとめて処理する」です。
メールを処理する、資料を集めるというような作業や、
計画を練る、アイデアを出す、アウトプットする、決断をするというような仕事はまとめて処理するようにするとさらに効率が上がります。
例えば月曜日の午前中は計画を練る、午後は資料集め
火曜日はアイデア出し
水曜日は資料作成などアウトプット
木曜日は意思決定や判断、決断のためのミーティング
金曜日は来週のスケジュール作成と予備日
というように曜日ごとで仕事をまとめておくと、脳の切り替えが少なくて済みます。
仕事をスリム化する
パフォーマンスを上げる時間管理術9つめは「仕事自体をスリム化する」ことです。
長い間仕事をしていると、
実はやらなくても誰も困らない仕事や、
他の人が同じことやっていて、重複している仕事、
まとめてしまった方が良い仕事
ITで自動化できる仕事
など、仕事自体を削ぎ落として時間を生み出すことができる場合がよくあります。
なんとなく昔からやっている仕事は本当に必要かどうか、誰の役に立っているのか見直してみると時間効率が劇的に上がります。
自分以外の人でもできる仕事は人に任せる【外注する】
パフォーマンスを上げる時間管理術10個めは「外注する」です。
会社勤めで新入社員やまだ若手の時はこれを実践するのは難しいと思いますが、中堅以上になると裁量を持てますので、自分でなくてもできる仕事(特にルーティンワーク)は人に任せていきましょう。
任せる相手は外注業者や部下や後輩になります。
教える手間を考えると自分でやった方が早いと思って、つい自分でやってしまう人が多いですが、それをしているといつまで経っても時間当たりの生産性は上がりません。
人に任せることができれば、1馬力が2馬力に、人数を増やせばもっと生産性は向上します。
結果、実質的にマルチタスクができることになり、パフォーマンスが上がります。
時間管理術でパフォーマンスを掛け算で向上する10の方法まとめ
以上、時間管理術でパフォーマンスを掛け算で向上する方法を10個ご紹介しました。
時間管理術でパフォーマンスを向上する方法は
・マルチタスクをしない
・todoリストは使わない
・重要なことをする時間を確保する
・隙間時間を活用する
・時間管理能力をアップする
・メールは1回しか見ない(2度手間はやめる)
・アプリやツールを活用する
・仕事や作業をまとめる
・仕事自体を削ぎ落とす
・人に仕事を任せる(外注化)
です。
マルチタスクやtodoリストはこれまで時間管理やタスク管理の方法として推奨されていたものですが、現代の研究で非効率であると証明されているので、今すぐやめることをおすすめします。
時間効率を高め、パフォーマンスを上げるために、無駄を排除することと、
自分にとって重要なことに使う時間を絞り込んでいく工夫が必要です。
また、その一環で、自分でなくてもできる仕事は、自分よりも単価の低い人に振ってしまいましょう。
ご紹介した内容は、きちんとできれば掛け算になるので、10倍、100倍というパフォーマンスが出せるようになります。ぜひご活用ください。
時間管理の他にも稼ぐためのスキルはいろいろあります。合わせて
スキルアップ12選【海外駐在で必要な資格不要の〇〇力】
の記事もどうぞ。
時間管理のおすすめ本
1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣 Kindle版
最近読んだ本の中でもイチ押しの本です。
これを読んでから私も時間の使い方が大きく変わりました。
本のコスト550円の投資の1000倍以上の価値になると思います。
特に忙しいビジネスパーソンの方は必読です。
1日は24時間=1440分しかありません。これはみんな平等です。
・成功者がtodoリストを使わない理由、
・ノートは手書きする、
・先延ばしを止める極意
など時間管理の真髄がぎゅっと詰まっていました。超おすすめです。
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